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がらくたにっき |

ちいさな美術館の学芸員『学芸員しか知らない美術館が楽しくなる話』

産業編集センター
発売日 : 2024-01-24

noteでフォローさせていただいており、主催された「オトナの美術研究会」にも入らせていただいていたちいさな美術館の学芸員さん。
noteの記事をきっかけに本を出されたと聞いて、さっそく読んでみた。

いつもnoteで読ませていただいているだけで、もちろんリアルでどんな方かも知らないけれども(どの美術館で働かれているかももちろん知らない)
やさしくて、ちょっと飄々とした口調の文章に、「あ、あの人の文章だ!」と知り合いが本を出した時のような感想を抱いてしまった。
一方的に知っていて一方的に親近感わかせているだけなのに。

内容としてはタイトル通り。
美術館の裏側の話となっていて、美術館を違う側面から見る興味深い内容になっている。

曲がりなりにも学芸員資格を取ったので、まったく知らなかった!という情報ではないけれども
教科書だけではないリアルな話だったり、実習で経験したものの実際版の話だったりと面白かった。

美大生(美大生でなくても美術に興味ある学生)が読んだら、こういう仕事の選択肢があるのか、と分かって、それはそれで面白かっただろうなと思った。
特に、美術に興味があると即学芸員と考えがちだけれども、実際にはもっと色んな選択肢があるんだな(つまりもっといろんな職種の人が関わっているんだな)というのが分かる。
美大生であればそういうことも教わるのかもだけど…

以下目次を書き出してみる(斜字はメモ);

1.一つの展覧会ができるまで
・大きく分けると「企画展」「コレクション展」の二つだったのですが
 コロナ禍を機に、コレクション展を余儀なくされたことからコレクション展の見直しがあり「コレクション2.0」みたいなのができたというのが最後に語られる
・展覧会の準備ってどれくらい前から始めるの?
・理想のドリームプランから現実路線まで
・あの手この手でお金を工面する!
・出品交渉 学芸員の愛が試される。それが出品交渉
・図録制作 展覧会は刹那的。だから図録を作るのです
・作品集荷 作品とともにトラックに揺られて全国行脚
・展示作業 気分は可愛い我が子の晴れ舞台
・開幕 学芸員は今夜も眠れない

2.学芸員という仕事の舞台裏
・学芸員って、あの美術館の端っこに座ってる人?
・狭き門の学芸員になるためには
・得意分野はそれぞれ。タイプ別学芸員紹介
・学芸員が「雑芸員」と呼ばれる理由
・とある学芸員のとある1日
・リモートワーク不可?現場に生きる学芸員
・学芸員の仕事道具を紹介します
・学芸員は美術館の「中の人」?
・学芸員が身につけている特殊能力とは
・学芸員=目利き?「いい仕事していますね」と言いたいけれど
 美術品の真贋鑑定することはないという話。理由としては1)簡単には分からないから 2)金銭トラブルを避けるため 3)公平な展覧会がやりにくくなるから 鑑定して欲しいと言う人には名刺を渡すなと教育されるらしい
・無視できない入館者数。広報だってお任せあれ
・作品保存も大事な仕事です。華々しい展覧会の裏で

3. 美術館をもっと楽しむためのヒント
・アートは難しい。それは学芸員でも同じです
・アートは無駄だし役に立たない、とあえて言ってみる
・気分は貴族かお殿様。特権階級の楽しみだった美術鑑賞
・美術鑑賞を「答え合わせ」にしたらもったいない!
・学芸員おすすめの鑑賞方法
・撮影可能な展覧会が常識になりつつあるけれど
・美術鑑賞は私語厳禁?
・その感動を誰かに伝えよう!アウトプットのすすめ
・現代病「タイパの呪縛」から抜けだそう
・子育て中だって、ゆっくり美術鑑賞してほしい!
・一期一会。あなたの出会いを待っている作品がいる
・自分だけのお気に入りの美術館を見つけよう

4. 美術館をささえる仲間たち
・美術館の最前線に立つ受付スタッフ
・デザイナーと学芸員は二人三脚
・誰もがちょっとデザインできる時代に生き残るデザイナーの話
・輸送と展示の職人集団はみんな知ってるあの会社
・大型企画展の仕掛け役マスメディア
・展示室を別世界にする展示デザインという仕事
・美術品を守り伝えるための修復家


「3. 美術館をもっと楽しむためのヒント」の中の現代アートの話が興味深かったのでメモ。
学芸員も正直なところ現代アートをぱっと見せられても分からない。
分からないものを楽しむポイントは2つ。
①揺れ動く自分の感情に身を任せる
 何を意味するのか分からなくても、衝撃を覚えることがあるはず。
 感情の理由を必ずしも解釈する必要なく、心が震えるということは作品が常識や固定概念をひびを入れている証拠。
 様々なアート作品を触れるたびにひびは大きくなり、どこかのタイミングてパカッと割れるかもしれない。
②分からないという状態を楽しむ
 現代社会において、分からないという状態に対する耐性がとても低くなっている。
 ところが個人的な問題というのは、なかなか答えが出てこないものであって、人生において考え続けないといけない。
 しかもその悩む過程にも意味があるのだ。
 すぐに答えの出ない、分からない状態をストレスととらえるのではなく、
 思考のストレッチと前向きに考えられるようになるため、アートがある。

そこから「現代病「タイパの呪縛」から抜けだそう」へ繋がっていく。
美術館に来る人はアートを「分かる」ために来ている人が多い。
でも現代アートをはじめ、分からないものは多い。
…(中略)…私自身の中にもタイパを意識してしまう気持ち、ファスト教養にあらがえない気持ちがあります。…(中略)…ただその一方で、ファスト教養の真逆にある価値観、つまり「役に立つ・立たない」ではなく、自分から能動的に学びたいと思える何かと出会うためには、壮大な時間と無駄な手間が欠かせないことも理解しているつもりです。
 そこで美術館がもつ役割に話が行くわけです。繰り返しになりますが、生活の中にアートや芸術と呼ばれるものがなくても人間は死にませんし、美術館なんてなくても暮らしには困りません。
 「必要・不必要」「役に立つ・立たない」という価値基準の外にあるアートだからこそ、美術館でゆっくり鑑賞するという体験を通して、タイパの呪縛から抜け出すヒントが見えてくるのではないかと思っています。アートは無駄だし、役に立たない。だからこそ今の私たちに必要なんだ、といえるかもしれませんね。(p168-9)

アートを分かりに行くのではない、というのがとてもしっくりしたし、自分の中の美術館に行く意義もなんとなく明文化された気がした。
そもそも学芸員でも現代アートが分からないというのもなんだかホッとしたし。
ということで、美術館に行くのにまたちょっと違った視点を得ることができる本だったと思う。

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Category : その他:美術
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安壇美緒『ラブカは静かに弓を持つ』

著者 : 安壇美緒
集英社
発売日 : 2022-05-02

ある時、図書館で予約していた本の順番がまわってきたと連絡があって行ってみたら、予約したおぼえのない本を渡された。
興味を持った本は、すぐにブクログに登録しているので、ブクログを見てみても登録されていない。

なぜ…と思って読み始めたら、過去の自分、GOOD JOB!!!と言いたくなるくらい、めちゃくちゃ面白かった!

表紙のちょっと漫画っぽい感じとか、読みやすさとか、ライトな小説っぽいイメージを最初は持ったけれども、
読み進めていくうちに、チェロの低くゆったりした音と、タイトルの持つ深海のイメージが、ずっと静かに流れるような物語で、物語自体が音楽のようだった。

読了後も雰囲気をひっぱる、読み応えのある本であった。

以下、あらすじ。
===

Category : 小説:現代
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エミリー・ロッダ『ローワンとまほんの地図』

あすなろ書房
発売日 : 2000-08-01

よく聞いたり見たりする本だけれども読んだことないなと思って読んでみた。

これはよく聞いたり見たりするわ、と思うくらいの素晴らしい本だった。
物語の構成・進め方・キャラクターなど、本当に王道中の王道。
まるで教科書のように進むけれども、まったく色褪せない、次は何?とどんどんページをめくらせる魅力があった。
ある意味、王道の力強さも感じられる作品だった。

以下、あらすじ
===

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ジェニファー・L・スコット『フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ”暮らしの質”を高める秘訣~』

大和書房
発売日 : 2014-10-30

図書館で見つけて、そういえば昔、書店で並んでいたなと思い、なんとなく手に取ってみた本。
フランスの気取った生活はまったく合わない気がしたのだが、ま、食わず嫌いはよくないよなと思ったので。
フランス人というよりパリの話だったけれども、根本的な”よく生きる”というのは共感できるが、パリに心酔しているような書き方は少し「うへー」と思ってしまった。
パリ好きな人すみません…

本書は典型的なカルフォルニア・ガールだった著者が、大学生の頃に半年、パリへ交換留学した時の体験から学んだことを綴ったもの。
ホームステイ先が貴族を先祖に持つ裕福な家庭だったのもあり、パリのシックな暮らしにカルチャーショックを受け、そこから多くを学んだという。

目次で大体内容が網羅されているので引用する。
●間食はシックじゃない
 間食をしたくならないインテリア
 おやつを食べるなら体に良い物を
 食べながら歩くなんてあり得ない!
 お腹を空かせて夕食を心から楽しむ
 きちんとした食事がいちばん大事
●食べる喜びを我慢しない
 情熱をもって食べる
 味わうことに集中する
 珍味のテクニック
 ビュッフェでお皿に何をとるか?
 盛りつけの重要性
 朝食の前に着替える
●面倒がらずに体を動かす
 エクササイズは毎日の買い物で
 フランス人はジムに通わない
 自分の体つきに満足する
 パリジェンヌのように暮らすテクニック

●10着のワードローブで身軽になる
 10着のワードローブの中身
 要らない服はどんどん捨てる
 ワードローブ整理のためのチェック項目
 自分らしい10着の選び方
 1か月実見
●自分のスタイルを見つける
 なぜその服を着ているのか?
 定番のスタイルを持つ
 テーマを一語で表す
 世の中に向けて自分を表現する
 汝自身を知れ
 ありのままの自分に満ち足りる
●ノーメイクみたいにメイクする
 パリでよく見る3つのメイク
 服装に合わせてメイクを変える
 美肌のためにいつでも水を飲む
 マッサージを定期的に受ける
●いつもきちんとした装いで
 誰に会っても自信を持っていられるように
 第一印象を操作する
 イケてない服は一着も持たない
 後ろ姿も必ずチェック!
 ラクなのにシックに見える旅行服
 「もったいないから今度着る」はダメ!
 素敵なナイトウェアを手に入れる
 作りこまないヘアスタイル
●女らしさを忘れずに
 女らしさの決め手は姿勢
 自分を表す香水を見つける
 フランス女性の爪は短い
 髪の手入れに時間をかけない
 やり過ぎは禁物
 目に見えない女らしさ

●いちばん良い持ち物をふだん使いにする
 素晴らしい家具に囲まれて暮らす
 上等な食器をふだん使いにする
 良い物以外は捨てる
 身近な人にもマナーをもって接する
 一人のときこそ美しく振る舞う
 予算内でいちばん良い物を選ぶ
●散らかっているのはシックじゃない
 なぜ散らかってしまうのか?
 あせらずに、時間をかけて
 物を買わない
 家族にも片付けの習慣をつけさせる
 決まりと規律のある暮らし
 身の回り品の管理
 家を片付けておくその他のコツ
●ミステリアスな雰囲気を漂わせる
 沈黙は金
 沈黙を楽しむ
 何を話せばいいの?
 打ち明け話は誰にする?
 ほめられても謙遜しない
 いつまでもロマンティックな関係を大切に
 別人になろうとしない
 ミステリアスに見せるその他のコツ
●物質主義に踊らされない
 買い物リストを持っていく
 洋服の衝動買いにご用心
 プライドー見栄っ張りの訓話
 持っている物に満足する
 新しい物好きさんへのアドバイス
●教養を身につける
 本を持ち歩く
 紙の新聞を読む
 インディペンデント系の映画を観る
 アートに親しむ
 語彙を豊かにする
 テレビの時間を減らす
 旅行する
 新しいことを学ぶ
●ささやかな喜びを見つける
 家事や雑用を片付けるコツ
 五感をフルに生かす
 ひとつのことに心を集中させる
 お楽しみはほどほどに
●質の良さにこだわる
 良質な食べ物を選ぶ
 質の良い服を長く着る
 下調べして買う
 経験の質を高める
 かけがえのない時間を過ごす
 わたしが「暮らしの達人」になるまで
●情熱をもって生きる


因みに原題は"Lessons from MADAME CHIC"。
日本語タイトルの『フランス人は10着しか服を持たない』よりも気取ってなくて、こちらのタイトルを日本語訳にした方が好感度高かったのにな~なんて思ってしまった。

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ラミット・セティ『トゥー・ビー・リッチ 経済的な不安がなくなる賢いお金の増やし方』

ダイヤモンド社
発売日 : 2023-04-19

Netflixで"How to get rich"というドキュメンタリーを観て、割と納得のいく資産の形成方法だった気がしたので、本を読んでみることにした。
ドキュメンタリーに出てくる人たちは、あまりにはちゃめちゃであまり参考にはならなかったというのもある。

日本語に翻訳されていてよかったと思いつつ読んでみると、ドキュメンタリーから受ける印象よりも結構きつい口調で、シニカルでもある。でも内容としては納得感はあったかなと思った。

以下、学ぶべきところかと思うところを抜粋。

リッチな生活の10のルール(p36-38)
  1. リッチな生活は、好きではないものへの支出を容赦なく抑えることで、好きなものに惜しみなくお金を使える暮しのことだ
  2. 大きな勝利―労力に対して大きな成果を生む5~10のこと―に集中しよう…貯蓄と投資を自動化する、好きな仕事を見つけるなど
  3. 投資とは長期的には非常に退屈なものであるべきだ
  4. 支出を抑えるには限度があるが、いくら稼ぐかには上限がない
  5. パーソナル・ファイナンスを改善していく中で、友人や家族から多くのアドバイスをもらうだろう。彼らの言葉はありがたく耳とを傾けつつ、惑わされることなるあくまで本書のプログラムを遂行しよう
  6. 買うべきかどうかを決めるための「支出フレームワーク」をつくろう…ほとんどの人は制限規則を設けるが、逆の発想で何にお金を使うか決めてもいい
  7. 先進的なアドバイスばかりを求め続けないようにしよう…最も高度なことは基本的なことである場合が多い
  8. 舵取りをするのはあなただ
  9. 自分なりにリッチな生活を築くためには、悪びれることなく人と違うことを受け容れる必要がある
  10. スプレッドシートの世界に引きこもるな


まずは自分にとって「リッチな生活」を定義付けるのが重要。
そして「意識してお金を使う」というのが重要というのは、ドキュメンタリーでも語っていた。
「意識してお金を使う」というのは、あらゆる支出を切り詰めることではなく、「惜しみなくお金を使いたいほど好きなものを自分で選び、好きではないものには容赦なく支出を切り詰める」(p116)ということ。

意識的支出プランについて
4つのカテゴリーが含まれる
①月の固定費…家賃など必ず払う必要のある支出。大まかな目安は手取り収入の50~60%
②投資…確定拠出年金など。目安は手取り収入の10%
③貯蓄目標…バケーション、プレゼント、緊急時用資金など。目安は手取り収入の5~10%
④罪悪感のない支出…外出、映画など。目安は手取り収入の20~35%

それぞれ定期的に最適化を行うのが必要。

この意識的支出プランを時間をかけずに遂行するために推奨されているのが、預金口座に振り込まれた資金を各カテゴリー用に作られた口座に自動的に振り分けるという仕組み。
最初に自動振り込み設定をしてしまえば、頭を悩ませる必要がない。
振込に手数料が取れるのが大半な日本の銀行に、どれくらいの実用性があるのか分からないがアイディアとしてはなるほど。


投資については一番勧めているのはターゲット・デート・ファンド。
なぜなら、分散投資のために株式・債権などにアセットアロケーションをしていかなくてはいけあにが、ターゲット・デート・ファンドはそれを自動的にやってくれるから。しかもターゲットとなる日付に合わせて、自動的に投資先を決めてくる。例えば若い時は積極的なポートフォリオを組み、徐々に保守的な資産配分にしてくれるなど。

次にお勧めなのがインデックス・ファンド。
ただしこちらは自分でリバランスをしていく必要がある。
自分でポートフォリオを組みたい場合、参考にできるアロケーションはデービット・スウェンセンが推奨するモデル(p271-2);
30%ー国内株:小型株、中型株、大型株を含む米国株ファンド
15%ー先進国株:イギリスやドイツ、フランスなど海外の先進国株に投資するファンド
5%ー新興国株:中国やインド、ブラジルなど海外の新興国株に投資するファンド
20%ーREIT:住宅ローンや住宅用不動産、商業用不動産に投資するファンド。国内外不動産を扱う
15%ー国債:固定金利の米国債
15%―物価連動債:資産をインフレから守ってくる米国債。

著者が推奨するのは一般的な目安として3~7のインデックスファンドに投資。国内株、海外株、REITを中心に、少しだけ国債に投資する。
1つの例として、ETFで構成されたポートフォリオも挙げらえていた。それは次の通り(p276)
<株式>
30%―バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
20%―バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF(VXUS)
20%―SPDR ダウ・ジョーンズREIT ETF(RWR)
<債権>
5%―バンガード・米国短期国債ETF(VGSH)
5%―バンガード・米国中期国債ETF(VGIT)
5%―バンガード・米国長期国債ETF(VGLT)
15%―バンガード・米国短期インフレ連動債ETF(VTIP)

毎年のチェックリスト
定期的なメンテナンスが必要。以下の項目を確認するようにする(p304-6)

意識的な支出プランを見直す(3h)
  • 固定費(50-60%)
  • 投資(10%)
  • 貯蓄(5-10%)
  • 罪悪感のない支出(20-35%)
  • サブスクリプションの見直し(不要ならやめる)
  • ケーブルテレビとインターネットの料金を再交渉
  • 貯蓄目標の見直し:きちんと貯蓄に励んでいるか?
  • 固定費が高すぎる場合、家賃を下げるべきかもしれない
  • 投資が10%以下なら、ほかの支出―通常は罪悪感のない支出ーから投資に回すべきだ

料金を交渉する(2h) (日本ではどこまで有効か…?)
  • 携帯電話
  • 自動車保険
  • ケーブルテレビとインターネット
  • 銀行の手数料

投資(2h)
  • 企業型確定拠出年金に限度額を拠出し、投資資金が口座に眠っておらず、正しいファンドに投資されているかどうかを確かめよう
  • iDeCoに限度額を拠出し、投資資金が口座に眠っておらず、正しいファンドに投資されているかどうかを確かめよう
  • あるゆる税優遇口座(NISAなど)を利用できているのかどうか確かめよう

借金(2h)
  • 借金の返済プランを見直そう。プラン通りにきちんと返済できているか?返済を早めることはできないか?

クレジットカード(1h)
  • クレジットカードのポイントを使う計画を立てよう
  • 利用し損なっている特典がないか、カード会社に電話して確認しよう
  • 不要な手数料を払っていないか確認しよう

収入を増やす(継続的に行う)
  • 昇給を交渉しよう
  • 副業で稼ごう

その他
  • 自動車保険や生命保険など保険の必要性を見なおそう
  • 扶養者がいるのであれば、遺書を用意しておこう


アメリカと日本とで事情が異なるところもあると思うが、根本的な考え方(例えば自分にとってリッチとは何か定義付けるなど)は参考にできると思うので取り入れていきたい。

Category : その他
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