誉田哲也 「あなたが愛した記憶」 2012年 集英社
登録してるだけでまったく活用していない「読書メーター」から
定期的に送られてくる「週間おすすめランキング情報」メールにて
掲載されていた本書。
そういえば、「武士道シックスティーン」おもしろかったような記憶もあり
図書館で借りて来てみた。
内容としては一気読みするくらい面白かった。
ファンタジー要素が入ったサスペンスというのか。
ただちょっと残念だったのが、設定とかは面白いはずなのに、いまいちパンチに欠けること。
何でだろう…
あと、最後があまりにあっさりと終わっていて、そんな物事が簡単にいきっこない、と思ってしまったことだろか。
あともうちょっと、と何だか惜しい気がしてしまう作品だった。
と偉そうに書いてしまったが、以下あらすじ。
Ben Aaronovitch "Moon Over Soho" 2011, Gollancz
洋書付いていたこの頃。
図書館に行く暇がなく、和書を手に入れる機会に恵まれなかったのだが、その時にこんなにも面白い洋書に巡り合えて本当に良かった。
設定は好きだが、話が飛びぬけて面白い、という訳ではない。
でも文章のタッチがすごく好み。
Stephen Fryほどsophisticatedというわけではないのだが、なんだか似ているものを感じる。