スティーブン・R・コヴィー 「7つの習慣」 1996年 キングべアー出版
良いとは聞いていたけれども自己啓発本は基本読まないので手を付けていなかった「7つの習慣」。
読書会をやるとのことだったので、いいきっかけになると思って読むことにした。
読んでみたら、割と納得のいくというか、「なるほど~」と気付かされるところが多かった。
と言いつつ、後半に行くに従ってピンと来なくなってきたが…多分それは自分ができてないってことなんでしょう。
これを実践したら、非常に生きやすくなるんだろうなと感じたし、しんどいと思った時に立ち止まって読むには最良な本だと思った。
ベストセラーなのは頷ける。
とりあえず7つの習慣を書き連ねてみると;
第1の習慣 主体性を発揮する
第2の習慣 目的を持って始める
第3の習慣 重要事項を優先する
第4の習慣 WinWinを考える
第5の習慣 理解してから理解される
第6の習慣 相乗効果を発揮する
第7の習慣 刃を研ぐ
繰り返し読んでいくにつれ、心に響く箇所は違って来るかと思うが、とりあえず今回ピンときたところを抜粋すると;
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オグ・マンディーノ 「この世で一番の奇跡」 菅靖彦・訳 1999年 PHP研究所
先日(といっても2カ月ほど前)、人生初の「読書会」なるものに行ってきて、その時に会主のみならずあと2人ほどが勧めていたオグ・マンディーノ。
実は、というか読書遍歴から見てお分かりの通り、まったく自己啓発本を読まない私。
あんまり読む気がなかったけれども、ま すごい人が勧めるし、というか「読書会」に行った記念でも読んでみようかな、と思って早2ヶ月。
図書館の延滞がものすごいことになってあわてて読んだのが「この世で一番の奇跡」。
んー まずこの本は、“あわてて”読むべき本ではないな。
あと、人生数回目の自己啓発本を読んで気付いたけれども、自己啓発本っていうのは、本人が「読みたい」という意志のもと読まないと、まったく意味を為さないということが分かった。
つまり申し訳ないが、私には心に響きませんでした、はい。
正直、それまでの哲学者や作家など様々なひとの名言を寄せ集めただけって気がしてならなかった。
と書いておきながら断っておくが、本書が駄作だというわけではないので悪しからず。
悩みを抱えている人や、自分の人生に疑問を感じている人が読めば、心が軽くなるような、道しるべになるようなことが書いてある(んだろうなぁと思う)。
ただ、私のようなお気楽な、くらげのごとく毎日のんきに暮らしている者からしたら、豚に真珠状態なのだ。