Stephenie Meyer "Eclipse", 2007, Little, Brown and Company
大変むかつく巻だった。
前の巻でEdwardと再会し、ラブラブ話かと思いきや!
JacobとEdwardとの間で揺れ動くベラのお話だった。
こんなにEdwardが完璧なのに!
Jacobは狼男だし危ないから会わないでほしいというEdwardの頼みを無視してJacobに会うベラ。
どういうことやねん!別に狼男を抜きにしても、自分へ恋愛感情を抱いている相手に、Edwardという存在がありながら会う根性が全く分からん!
最終的にはJacobのことも愛している、なんて誰が許せようか!!!
Edwardが提示した吸血鬼になる条件というのが、結婚するということ。
Afterall、Edwardは古い人間なのです。
もうさっさと結婚するなりして~という感じだった。
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Stephenie Meyer "New Moon", 2008, Little, Brown and Company
前作が面白かったのでさっそく読んだtwilight saga。
今回はほぼEdwardが出なかったので、ちょっと残念。
そしてなんでベラはこんな危険な目にあったり、人間じゃない人ばかりに囲まれるのか。
そしてそして、ベラのうじうじ具合と無神経さにかなりむかつく巻だった。
ベラのお誕生日会でうっかり手を怪我してしまったら、Jasperが豹変してしまう。
その事件で、Edwardは自分の存在がベラに危害を当てることを悟る。
自分の痕跡を全て消し去って姿を消してしまったEdward一家。
哀しみにくれるベラは生きる屍のようになっていた。
ある時、危険な目に合うと頭の中でEdwardの声が聞こえることに気付いてからあらゆる危険なことをするベラ。
そんな中、心の支えとなったのがJacobだった。
ところがJacobは狼男になってしまう。
ベラのことが好きなJacobは、ベラに拒絶されるのが怖くて秘密にしているのだが、打ち明けても恐れないベラにますます魅かれる。
そんなこんなの時に、危険なことをしようキャンペーン実施中のベラは崖から海へ飛び降りる。
Jacobによって命に別条はなかったのだが、崖から落ちるビジョンを見てしまったアリスがやってくる。
ベラが安全なことを確認してほっとしたアリスだったが、今度はEdwardが危ないことが分かる。
アリスのビジョンを信じ込んでしまったEdwardは、イタリアにて、吸血鬼界を牛耳る一族のテリトリーで禁忌を犯す、という自殺行為を行おうとしていたのだった。
アリスと駆けつけたベラは、やっと二人は出会うのだった。
Edwardが帰ってくるのは分かっているので中盤は長くて長くてしょうがない感じがし、最後の展開も“このばかっぷるめ~~~”というものだった。
まぁ、ティーンエイジャー小説だからしょうがないか…と思いつつ次巻へ。
ミシェル・ペイヴァ― 「クロニクル千古の闇6 決戦のとき」 さくまゆみこ・訳 2010年 評論社
最終巻!よく見たら、最終巻は割と最近出版されたのね。
大変満足のいく結果となった。
<魂食らい>との結末は想像通りで滅ぼされるのだが、このシリーズの魅力はなんといっても太古の人々の暮らしぶりなのだから、ストーリーラインの単純さは問題にはならなかった。
最終的にはトラクはワタリガラス族から外れるのだが(オオカミは二つの群れを持たないという理由により)、レンも一緒に旅することになって本当に○な結果だった。
トラクが群れを離れるのは想像できていたけれども、レンと別れてしまうと思っていたので、私的には大満足である。
最終巻であるが、時間がないのでレビューは満足だったということでここで終わり。