Suzanne Collins "Catching Fire" 2009, Scholastic
1巻が面白かったのでがっかりすることはないか心配だったが、それも杞憂に終わるほど満足だった!
こういう方向に話を進めるのか、という納得感もあった。
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Suzanne Collins "The Hunger Games" 2008, Scholastic
本が面白いと聞いたが映画でいいや、と思ってDVDを借りてきて見出したら…
映画なんて見てられない!先が気になってドキドキし過ぎて、こりゃ原作で先を知らないと心臓に悪過ぎる!となり、結局原作を読むはめに。
読んでみてよかった、と思うほどの面白さだった!
「バトルロワイヤル」に似ているという点で斬新というわけではなかったけれども、物語の進み方、キャラクターへの感情移入度合いといい、文句なかった。
映画のKatnissはひたすら強い女の子、だけれども、小説ではティーンエイジャーらしい繊細さ、人間らしい脆さみたいのが出ていて良かった。自分を奮い立たせて強がっているところとか良かったし。
尾崎紅葉 「金色夜叉(下)」 1939年 岩波書店
上巻に引き続いて下巻は、何回かに渡って書かれた続編が収録されている。
が、結局完結されずに、貫一とお宮の行く末がはっきりしないまま終わっている。
そんなわけで上巻より面白味が欠ける。
ただし、上巻から通しての感想になるが、思っていたよりもずっと面白い。
本当にメロドラマのようで、色々とつっこみ所がありつつも、先が気になる展開となる。
心配していた文語体だが、台詞が全部口語体になっており、しかも台詞が多いので読みやすかった。又、物語がメロドラマ風なので、状況描写などをつぶさに読まなくても支障がないので、文語体もストレスない。
想像していたよりも、ずっと面白い小説だったし、読書会が無ければ絶対読まなかったので、本当に読書会に感謝。
尾崎紅葉 「金色夜叉(上)」 1939年 岩波書店
ずっと読書メモを書いていなかったので、ここから「密室教室」まで一気書き。
ということで、読了日を憶えていないので当て推量。
まず「金色夜叉」の上巻。
読書会の課題本。非常~に面白く読んで、読書会もめちゃくちゃ楽しみだったのだが、仕事の為急遽行けなくなり…
後で聞くと皆で大盛り上がりしたらしい。無念…