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がらくたにっき |

ずっと今まで「密室教室」だと思っていた!

法月綸太郎 「密閉教室」 1991年 講談社




「雪密室」と同じく、こちらも再読もので法月綸太郎氏のデビュー作。
当たり前だろうけれども、今の方がずっと面白い。

ただ、各章が非常に短く細切れに話が進んで行ったり、各章のタイトルが『美学的な考察をめぐらせる』『47番』とユニークだったりと、工夫が見られる。
警察が高校生に操作を協力してもらうところなどは無理があるが…

(以下ネタばれあり)

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真棹って名前が変

法月綸太郎 「雪密室」 1992年 講談社




妹の家に遊びに行った時に、売る本の山が出来ており、欲しいのがあったら取ってって~と言われたので、何冊かピックアップ。
その内の一冊がこの「雪密室」。
法月綸太郎と言えば、高校の図書館に1冊か2冊しかなくて、読んでみたら面白かったのでリクエストで全作品揃えてもらった記憶がある。
多分この「雪密室」が元からあった本。

あれからぽつぽつ読んでいるが、久しぶりに初期の作品を読んでみようと思って拾ってきたわけだった。
読んでみての感想は「法月綸太郎も成長したんだね~」というもの(偉そうですが)。
今の私が読むと、「雪密室」ってあんまり面白くない。
“昔の方が良かった…”というよりもいいのかもしれないが。

(以下超ネタばれ含みます)

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べたに鳥彦が好き

荻原規子 「空色勾玉」 1996年 徳間書店




「日本の歴史」シリーズで古代史を読んだので、ふと気になって再読した「空色勾玉」。
読んでみて思い出したけど、古代というわけではなかった…
古事記の時代なので、もうちょっと後の時代か…

初めて読んだ時には衝撃的な面白さで、ページをめくる手が止まらなかったのを覚えている。
再読してみて、その記憶ばかりが先走って、期待値があまりに高くしすぎたせいか、若干肩すかしをくらってしまった部分もあった。
あと、その後に日本のファンタジーのレベルが上がった、というのもあるのかもしれないが。
今の私にとって上橋菜穂子の方が好みだな、と思ってしまった。

とはいえ、ぐいぐいと読んでしまったのは読んでしまったのだが。

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驚くほど内容のないレビュー その2

三浦しをん 「ビロウな話で恐縮です日記」 2009年 太田出版




これまたするする読んでしまった「ビロウな話で恐縮です日記」。
表紙が中村明日美子ってところで「おおぅっ!」ってな感じ。
なんかの表紙に雲田はるこがあった気もするが、やはりBL繋がり…?と勘繰ってしまった。

ブログ掲載していたものなので、本当にリアルタイムな日記っぽくなっている。
2009年なのでちょっとネタ古いけれど。

頭使わずに読める本として最高!

Category : 随筆
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驚くほど内容のないレビュー その1

三浦しをん 「悶絶スパイラル」 2008年 太田出版




軽い本を読みたくて借りてきた三浦しをんのエッセイ2冊。
まず「悶絶スパイラル」。

あまりレビューを書くことがない本ではある。
とりあえず三浦しをんさんの生活が面白可笑しく書かれている、と言う程度。
弟がよく出てきたかな。
結構弟ネタが好きなので、そこは良かった。

Category : 随筆
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キルケゴールが人気でした

ヨースタイン・ゴルデル 「ソフィーの世界~哲学者からの不思議な手紙」 1995年 日本放送出版協会




子供の頃に読んだ「ソフィーの世界」。
読書会をすると聞いて久しぶりに読んでみようと思って参加することにした。

読んでみて気付いたが、最後まで読んだことなかった!
倫理のテストの為につまみ食いしたくらいらしい。
最初の方で挫折したと思われる…

確かに「カードゲーム」の方が面白くて「ソフィーの世界」はつまらない、と記憶はしていたが。


以下、読書会のレジュメ

Category : その他:哲学
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面白すぎて2巻以降が心配だ

松木武彦 「全集 日本の歴史 第1巻 列島創世記」 2007年 小学館




「全集 日本の歴史」を1ヶ月に1冊読もう、という読書会に参加することにした。
それの第1巻目「列島創世記」。

難しいのかな…と思ったが、非常~~~に面白かった!!!
文章も分かりやすく、ぐいぐい読めた。
旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代なんて全然興味なかったのに、こんなに面白く感じるなんてすごいなと思った。

以下、読書会でのレジュメ。

Category : その他:歴史
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