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がらくたにっき |

幽霊話よりも都市伝説的な話の方が怖い


怪談

柳広司 「怪談」 2011年 光文社



なんとなく夏だからと思って借りてきた「怪談」。
小泉八雲の「怪談」を現代風にアレンジした短編。
一作目がやけに怖く感じられてしまって、その後からは結末から読むという最悪なことをしてしまった。
ということで、あまり怖くなかったデス(最悪や!)。

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Category : 小説:ホラー
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こちらの装丁は微妙

石持浅海 「扉は閉ざされたまま」 平成17年 祥伝社




石持浅海付いていて、続けて「扉は閉ざされたまま」。
こちらは犯人が分かっていて、のっけから殺人のシーンから始まる。

大学の同窓会で、皆、メンバーの一人の兄が経営するペンションに集まる。
豪邸の中で、主人公が後輩を殺す。
賢い主人公は計算しつくして、花粉症という後輩に睡眠効果の高い薬を渡し、フリータイムの時に熟睡するのを見計らって、彼をお風呂で溺死させるのだ。

そのまま集合時間になってもなかなか現れない彼に、皆は訝りはするが、主人公の巧みな計算により中に入ろうとしない。
ただ主人公の誤算としては、同窓生の一人の妹が、主人公と同等な頭脳を持っていること。
彼女と頭脳戦が繰り広げられるのだった。

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装丁がすてき

石持浅海 「Rのつく月には気をつけよう」 平成19年 祥伝社




読書会で石持浅海さんの「セリヌンティウスの舟」を紹介したら、偶然にも同じ石持浅海さんを紹介していた方からお借りした「Rのつく月には気をつけよう」。

連作になっていて、殺人とか何も起きない、日常のちょっとした謎を解決する話。
北村薫氏に似た感じ。

基本的な話は大学時代の飲み友達3人(夏美、熊井、長江)が定期的に集まるのだが、その時にゲストを呼ぶ、そしてそのゲストが語る話から謎を解決する、という流れになっている。

各話のあらすじ。ネタばれ注意!

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