キジマ自体がD機関にいそうな人物だった
柳広司 「トーキョー・プリズン」 平成18年 角川書店
ジョーカー・ゲームシリーズが好きだったのに、
そういえば他の本を読んだことないな、
ということで「トーキョー・プリズン」。
全然話を知らずに、第二次世界大戦に絡んでいることも知らずに読んだのだが、面白かった!!!
いや、面白かった、との一言では語弊があるかもしれない。
というのが、推理小説のジャンルに入るのだろうが、
第二次世界大戦後に日本人がどう心の切り替えをしたのか/できていないのかも
描かれており、色々と考えされる一冊だったからだ。
あと、細かなところだが、エピローグですべての謎が解かれるのが自分にとって意外だった。
すっかり、「え?謎は残したまま終わる系!?」と思ったが
そうでなくて良かったデス…
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