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がらくたにっき |

「食べたいくらい」美男ってどんなんだ…

塩野七生 「ローマ人の物語8 ユリウス・カエサル ルビコン以前[上]」 平成16年 新潮社




やっとカエサル登場!
ただし、まだまだ活躍をしない。
且つ、7巻と被る所が多々あって、あまり先に進んでいない感があり、
まだ面白いところに来ていない。

あんなに有名なカエサルなのに、若い頃から突出している訳ではなかったのは初めて知ったことであった。
しかも名門の生まれではあったかもしれないが、先祖代々何をやっていたのかもよく分かっていないし
生まれ育ったところも、名門の裕福層が住むパラティーノではなく、庶民が住むスブッラだったというのも驚きだ。

本書は、カエサルの幼少期から、スッラの改革によりローマを追われる身になり、
ローマに戻っても出世街道まっしぐらというわけでもなく、むしろポンペイウスの方が華々しく活躍していて、
やっと37歳で最高神祇官に選ばれ、名前をあげてくる、というところで終わる。
次巻から面白くなりそうなので楽しみである。

以下、本書で気になったところを抜粋していく。

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装丁は割と好き

朝井リョウ 「世にも奇妙な君物語」 2015年 講談社




読書メーターで上位にあがっており、人気の作家さんだし、と思い「読みたい本リスト」に入れた本書。
「桐島、部活やめるってよ」はあまり刺さらなかったが、これはどうだろう…と思いつつ、
とはいえ、リストに登録後、しばらく経ってから読んだ。

正直に言うと…
こんなにも後味の悪い物語が詰まった本、なんで上位にあがったんだろう、というのが感想。
文章がうまいということなのだろうが、全編、後味が悪すぎて
レストランで不味いものを食べてしまって、胃にその不味いものが残っているような感じがした。

以下、各お話の要約;

Category : 小説:現代
Posted by nizaco on  | 0 comments  0 trackback
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