確かに”不遇の芸術家神話”は横行しすぎてるな
山口晃 「ヘンな日本美術史」 平成24年 祥伝社
図書館で違う本を探し求めてうろうろしている時に、たまたま目に入った本。
と思ったら、随分前に読みたい本としてブクログに登録していたことを発見。
1冊返し忘れてて、図書館から催促メールが来て思い出し、一気読み。
画家の山口氏が自分の目線で語った日本美術作品の話なので、さくっと読めた。
全体を通して、現代美術のいけてないところ(という表現が的確か分からないけど)も入ってて、そこがプロの画家としてリアルな部分だなと感じた。
どんな作品、作家が取り上げられているかというと、以下の通り;
・鳥獣戯画
・白描画
・一遍聖絵(絹本)
・伊勢物語絵巻
・伝源頼朝像
・雪舟
・洛中洛外図(舟木本、上杉本、高津本)
・松姫物語絵巻
・彦根屏風
・岩佐又兵衛
・丸山応挙と伊藤若冲
・光明本尊と六道絵
・河鍋暁斎
・月岡芳年
・川村清雄
以下、気になったところを箇条書きにまとめてみると
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