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がらくたにっき |

Joan G. Robinson "When Marnie Was There"

河合隼雄の児童文学についての本を読むのにあたって、紹介されていた本を読むシリーズ。
今回は「思い出のマーニー」。
実は随分昔に読んだことがあったので()、今回は英語で読んでみた。
完全な洋書というより、講談社が出しているものなので、後ろにNotesもあって分かりにくい文書の和訳があったので楽ちんだった。

それにしても結構、話を忘れていた!そのおかげか、二回楽しめた。
何度読んでも感動できるのは嬉しいこと。名作だなとつくづく感じた。

因みに前回の自分の感想を読んでみたら、なんと浅いことよ!(笑)
母がその後に読んで、これは無意識の話に違いない!とえらく感動していたのだが、今回読んでみて「これを言っているのかな」と思った。
(以下から軽くネタバレ)

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Category : 児童書
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石持浅海『殺し屋、続けてます。』

軽い本が読みたくなり、そうなると石持浅海さんの本かな~と思って図書館をうろついていたら、『殺し屋、続けてます。』を発見。
殺し屋、やってます。』の続きだ!と思って、さっそく読んでみた。

読了後の素直な感想は、”こんなんだったっけ…?”
軽いのは軽くていいんだけれども、殺し屋の話なので結局殺してしまうので(そりゃそうか)、殺し屋が謎を究明してちょっと殺されてはかわいそうなんじゃないか?という話もあると、ちょっともやっとしてしまう。
しょうがないんだろうけど…ちょっと釈然としない気がしてしまう…

あと前回の感想にも書いてあったけれども、主人公の恋人が嫌だー…
殺し屋に近しい人が殺しを行っているのを知っているというのは珍しいパターンで面白いといえば面白いと思うけど、いかんせん人となりが虫が好かない。
おそらく、アウトローな殺し屋イメージが好きなのに、恋人にまで明かしているだけではなく、恋人も割とぐいぐいと仕事の話に頭突っ込んでくる感じが嫌なのかなと思ったり。

何はともあれ、簡単に各章のあらすじ。ネタバレ有なので注意。

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木下昌輝『絵金、闇を塗る』

著者 : 木下昌輝
集英社
発売日 : 2018-07-05

土佐の絵師、絵金について調べることがあったので、ついでに小説を読んでみた。
絵金の絵はなかなかインパクトが強いのだが、それを込めたような小説で、特にお色気っぽい部分が存分に強調された小説だった。

内容としては、各章を絵金周辺の人が絵金を描写している形を取っているのが面白かった。
そして、各章にこの物語の根拠になった史実が註釈のようについているのが興味深った。

以下、各章の簡単なあらすじ。

Category : 小説:歴史
Posted by nizaco on  | 0 comments  0 trackback
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