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がらくたにっき |

シリーズを通して一番好きな表紙

荻原規子 「RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日」 2011年 角川書店




学園祭と運動会の2日を描いた一冊。
と考えると、1冊で割とゆっくり時間が進むんだな。

実は4巻と5巻、1日で2冊も読み切ってしまった。
読みやすいとはいえ、急ピッチで読んでいます。

以下あらすじ。

学園祭と運動会と、同時に行われるが
高柳が本格的に動くのは運動会と思われていた。
というのが、戦国テーマらしく合戦を模したゲーム形式の運動会だったからだ。

生徒会たちは黒衣をまとって裏方に徹する。
といっても、学園祭の時のハプニングで、真響は中学生の総大将となる。
最初は嫌がっているが、実は執行部のトップが戸隠の上忍であったことが分かってりで
高柳と対抗すべく引き受ける。

運動会では高柳たち陰陽師が本格的に動き出す。
どうやら気球も、術のために上空から薬をばらまくためだったらしい。

ずっと正常であった馬場も侵されてしまい
そうと知らずに来てしまった泉水子は高柳の術にはまってしまう。

が、高柳が発した「深行」の言葉に覚醒してしまう。
そこで怒りを爆発させてしまった泉水子は違う層に入ってしまう。

一方、深行の方はというと
泉水子に携帯で連絡をしていたが、泉水子に「来るな」と言われてしまい
その言葉の強さ故に馬場に近付けれない。

そうこうしている内に学園全体で電子機器が全滅してしまう。
明らかに泉水子の仕業だということで、高柳たちを探し出すと
高柳は犬にされていた。

泉水子は違う層に行ってしまい、そこには真澄がいる、
真澄は泉水子のことが好きらしい、と真夏から聞いた深行は取り戻しに行こうとする。

そこで山伏の野々宮さんが現れ、錫杖を借り受け
犬になった高柳と違う層へと行くのだった。
そこではいくつも関門が待っていて、その度に深行は大きなダメージを受ける。

犬の高柳はそうでもないらしく、深行は置いて行かれることになる。
そんな時に、携帯の存在に気付き、泉水子に電話をする。

泉水子の方は真澄と一緒にいて、元の世界に戻ることを迷っていたが
深行からの電話で、深行に「来い」と言う。
そこで会えた二人。

あとから高柳も合流し、さてどうやって高柳を戻すか、ということになり
真澄の助言で神楽舞を舞うことになる。


外の世界では突然、美しく舞う泉水子が現れ騒然とする。

紫子が現れ、この騒動を大人の対応で収める。
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