ジェーン・スー『ひとまず上出来』
友人が「最近ジェーン・スーさんのラジオをよく聞いてて元気もらってる」みたいなことを言っていたので、申し訳ないことにジェーン・スーさんのことを知らなかったので本を読んでみた。
うー---ん…正直なことを言いますと。
え、本当にジェーン・スーさんのこと言ってたの?と友人に聞き直したい。
四十代独身でも良いのだ、と言っているけれど、その裏から”東京で成功しているんだ”という自負からくると思しき虚栄心が見え隠れするんですけど…
もっと言うと、「良いんだ」と言ってるけど、心から言っているというわけではなくて、自分に言い聞かせてるように見えるというか…
私がひねくれて解釈してるのかもしれないんですけどね。
本当に心の底から四十代独身であることについて何も思ってない自分からすると、タイトルに”ひとまず”とつけているところに、本気で納得はしてないんだろうなと思ってしまった。
本当に申し訳ないけど、私には合わない本でした。
それでも、最後には何か得るものがあるかなーと思って読破したけど、ま、うん、これが答えだね。
ジェーン・スー『ひとまず上出来』2021年、文藝春秋
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